冬期間には沢山の積雪がある地域がありますが、かつては屋根に降り積もる雪を傾斜を付けた屋根にすることで地面へと落下するように設計をしている住宅が多かった時代があります。これから積雪の多い地域に注文住宅を建てる方は、屋根はスノーダクトを採用する方法がベストになります。スノーダクトの場合屋根は屋上のように仕上がっており、数か所に排水口が設置されているので雪下ろしを不要とします。地面に屋根から落成が無くなることで土地を有効活用することができるメリットもあり、実際に古い住宅の場合、冬期間に入ると落雪がある土地の部分に樹木や飾り物などを置いていると1冬で破損してしまいます。

スノーダクトであればこの問題は全て解消できますが、注文住宅の場合、更に雪対策を行う方法もあります。事例の中には道路から敷地内の間口を広くしておき、除雪車が入った際には自宅前の道路には大量の雪山が残されてしまいますが、この雪を敷地内に排雪できるように冬期間用のスペースを作っておくことで経費削減を行えます。寒冷地で積雪の多い地域では、道路側に排雪をしてまとめておき、排雪会社と契約を結んで週に1度の排雪を依頼することが増えている実情があります。敷地内に排雪スペースを設けることで排雪会社に依頼する必要性も無くなり、自動車を駐車させるスペースは頑丈な金属製の屋根を持つカーポートを設置する方法で雪対策を万全にできます。

注文住宅であればエクステリアのレイアウトも自由に行えるので、積雪量の多い地域では建て方に工夫は必要です。

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