注文住宅はオリジナル設計が可能な分だけ割高になりますが、極端にこだわったりハイグレードな使用にしない限りはそれ程大きな差にはならない場合が多いと言えます。むしろ土地を購入する際の価格が総額で大きく変わりますので、土地選びが重要なポイントになってきます。土地の価格は地域によって異なりますが、利便性の高い地域ほど価格が高くなります。一般には中心部ほど高くなりますし、駅に近いなどアクセスの良さや利便性の高さが価格に影響します。

土地の購入価格によって総額が大きく変わるため、土地選びが最も重要で難しい部分となります。注文住宅では分譲地など綺麗に区画された土地を購入する場合と、古くからの街並みの中で売り出されている土地を購入することも可能です。どちらが良いかは購入する人によって異なりますが、利便性の高く価値の高い土地は将来性を持っている点も特徴となります。注文住宅の新築時には売却を考える人は少ないですが、人生には何が起こるか分からないですから、急に売却しなければならなくなっても価値が高い分だけ手にする金額も多くなります。

住宅はどんなにこだわって新築しても、木造であれば20年以上経過すれば不動産物件としての価値は失われますが、土地については半永久的に価値を保ちますので、安さにこだわることも良いですが土地の価値を重視して選ぶことも必要です。注文住宅の新築には高額な費用が必要ですが、ゆとりを持って返済できるように計画することが大切です。

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