多くの人にとって注文住宅は人生最大の大きな買い物です。だからこそ失敗なく建てたいものですが、そのためのポイントを押さえておくことが大切です。まずは希望の整理についてです。あれこれ夢を詰め込めるのが注文住宅の良いところですが、だからといってすべてを叶えようとすると相当な費用を要してしまいます。

妥協できるところとできないところを明確にしておかないと、なかなか設計を完成させることはできませんし予算オーバーも発生しやすいです。家族で意見を出し合いながら、条件の優先順位をしっかりと決めておくことが推奨されます。しかし、費用を優先するあまり妥協をしすぎてしまうと後悔の原因にもなりかねないため、その辺りのバランス感が重要となるでしょう。生活動線を丁寧に考えることも大切です。

注文住宅は出来上がるまで実際の暮らしやすさが分かりませんので、完成後に使い勝手の面で不満が芽生えるケースもあります。特に生活動線は日常に影響してくる要素であり、暮らしにくさにも直結することから、イメージをよく膨らませて設計をしなければいけません。音への配慮も欠かすことができないポイントのひとつです。例えば、リビングを上に配置したら子どもの足音が気になる、寝室の近くにトイレを作ったらうるさくて眠れないなど、音の問題で悩むケースもあります。

家族同士でも生活音で揉めてしまうこともありますので、見えない要素に対しても配慮のある家づくりを行なえるよう心掛けましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です